LINN Sneaky DS、試聴してきました
June 29th, 2008 by kazu
オーディオの家庭内ネットワーク化をいろいろと模索していて、以前、Macを使ったプライベートオーディオに書いたようにMac (今はiMacからMac Proへチェンジしてます)とiTunesのApple Losslessで音源を管理して、LUXMAN SQ-N100とKEF iQ3でそれなりに満足しています(Macとアンプを接続するためのDACを購入したのですが、そのレポートはまた後ほど)。
せっかくリッピングしてHDDにため込んだ音源をほかの部屋でも楽しみたいとずっと思っていました。今はAirMac Express ベースステーション with AirTunesで飛ばしてお古のAVアンプに接続しているのですが、アンプもイマイチだしAirMacとはアナログ接続(要するにAirMacのDACを使っている)ので貧相な音です。
普段はほとんど縁がない超高級オーディオメーカーのLINNから手ごろな価格のオールインワン・ネットワークプレーヤLINN SNEAKY DSが発売されたことを知ってLINN GINZAで試聴させてもらいました。
上級機のKLIMAX DSやAKURATE DSと違ってアンプ内蔵でスピーカーをつなぐだけでシステムができあがります。LINNがこんなお手軽なオーディオを発表するなんて思ってもみませんでした。それから上級機にない魅力的な特徴としてデジタルアウトやラインアウト、プリアウトなどが装備されているので、最初はSneakyだけで使って、徐々にアンプやプリアンプを買い足してグレードアップしてゆくことが出来る点が大きな魅力です。
スピーカーは同じLINNのコンパクトなKOMPONENT 104とトールボーイのMAJIK 104でした。
LINN製品で固めた音を聴くのは初めてなのですが、ヨーロッパの夏の早朝、朝霧で煙る林の中に立って朝日を浴びるような、上品な寒色系の音ですね。
Sneaky DSが素晴らしかったので、比較でAKURATE DS + MAJIK-I + MAJIK 104でも聴かせていただいたのですが、DSの性能の差なのか、アンプの差かは分かりませんでしたが、さすがにかけられているコストと物量が全然違うので「あぁ、これが本当のLINNの音なんだろうな」とさらに感心しました。
でもひっくり返ったのはAKURATE DSでLINN RECORDSからダウンロードした192kHzサンプリングの音源を聴かせてもらったときです。静寂感、奥行きや懐の広さ、ボーカルや楽器の粒立ち、そして気絶するほどの余韻…「CDやSACDの時代は終わった」と確信しました。「物理的に所有する喜び」はダウンロード販売にはありませんが、この別世界の美音を前にして「過去に戻るならばアナログ版まで」というのが感想です。
で、現実的に普通に買えそうな価格のSneaky DSで同じ192kHzの音源を聴かせてもらいました。う〜む…さすがにSneakyでは192kHzの凄さを引き出すことは無理でした。
サブシステムとしてはSneaky DSはとても魅力的ですし、外部DACやアンプの追加でグレードアップも可能なので、将来性も考えるとお買い得感いっぱいです。ただしメインのシステムに組み込むのであればやはりAKURATE DSじゃないと後悔しそうです。
akurate ds, オーディオ・ビジュアル, linn sneaky ds人気指数: 68% [?]




